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ユニップデザインとは住宅や店舗、オフィスビルなどの建築設計・インテリアデザインをメインに活動している一級建築士事務所です。また、ツリーハウスの設計施工も行っています。

このブログはそんなユニップデザインのスタッフが物件紹介や世の中に溢れるモノ・コトを、実体験をもとに紹介していきます。



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経年優化
06南面外観

広い園庭から撮った写真です。
左の2階建部分が園庭を一望できる職員室や年中、年長教室。
右の平屋部分が年少教室です。従来通り園庭をL型に囲むプランニングとしました。

外壁には天然木、屋根には亜鉛を利用しています。
いずれも年が経つにつれて、魅力的に変化していく素材としています。
荒削りのざらざらとした表面や、木目や節といった木材の特徴が現れます。また唯一無二の材料で敷き詰められた板張りは、不揃いな斑となり、温かみのある心地よさが感じられます。

さらには、日や雨の当たるところから徐々に薄色に色あせていき、やがてはグレーに統一された色彩に変わっていきます。設計段階で同様な材料を利用している物件をいくつも見ることができました。中には30年以上経っても狂ことなく渋いグレーを保ち続けているものあり、歴史的な品格さえ感じさせられました。

昨今は印刷技術が発達し、外壁にもプリント材が多く見られるようになりました。それらは雨が降っても日が当たっても質感の変化はありません。本物を使用するからこそ生じる変化は決して「経年劣化」ではなく、「経年優化」として賞賛されるべきでしょう。

この園舎を巣立った子どもたちには、自分の成長とともに変化していく園舎を見て、「経年優化」を感じてもらえることを願っています。

03_南西面外観

テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術




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